無料でHostGatorでWordPressをSSL化する　httpsにする

今回はHostGatorのWordPressで作ったサイトをSSL化していきたいと思います。

HostGatorでは無料のSSLが全てのプランでついています。

また有料のSSLも3プラン提供しています。

今回はデフォルトでついている無料のSSLを利用します。

プラグインや手動でも、無料でSSL化する事ができます。

プラグインを使うかで手間と難易度は変わってきますので、自分にあった方を選んでください。

無料のSSLと有料の違い

無料のSSLはLet's Encrypt SSLを使用します

Let's Encryptは無料で利用できるSSL証明書を提供する非営利団体です。

メリット:

1. 無料提供: Let's Encryptは無料でSSL証明書を提供しており、これにより運用コストを削減できます。
2. 自動更新: Let's Encryptは証明書の自動更新をサポートしています。
3. 簡単な取得プロセス: Let's Encryptは自動化された取得プロセスを提供しており、ウェブサイト運営者は簡単にSSL証明書を取得できます。
4. セキュリティ向上: SSL証明書により、ウェブサイトの通信が暗号化され、データの安全性が向上します。

デメリット:

1. 短い有効期限: Let's EncryptのSSL証明書は90日間の有効期限があり頻繁な更新が必要となります。
2. 一部の古いブラウザ非対応: 一部の古いブラウザやデバイスはLet's Encrypt証明書に対応していない場合があります。
3. 高度な構成が必要: 特定の環境や要件においては、Let's Encryptの自動化が難しい場合があります。特に高度な構成や特殊な要件がある場合は、手動での設定が必要となることがあります。

総合的に見ると、Let's Encryptは多くのウェブサイトにおいて手軽で費用対効果の高いSSLソリューションとなっています。

有料SSLについて

メリット:

1. 長い有効期限: 有料SSL証明書は一般的に1年以上の有効期限を持っています。
2. 信頼性と信用度: 有料SSL証明書は一般的に信頼性が高く、信頼されている認証機関（Certificate Authority）から発行されます。
3. 高度なサポート: 有料SSL提供業者は通常、高度なサポートを提供しています。
4. ワイルドカードおよびマルチドメインサポート: 有料SSL証明書には、ワイルドカード証明書や複数ドメインをサポートする証明書があり、これにより複数のサブドメインやドメインを同時に保護できます。

デメリット:

1. 費用: 有料SSL証明書は一般的に費用がかかります。
2. 手動での更新が必要: 有料SSL証明書も定期的に更新が必要ですが、一部の提供業者では手動での更新が必要な場合があります。
3. 手続きが複雑: 有料SSL証明書を取得するプロセスは、一般的にはLet's Encryptのような無料証明書と比較して手続きが複雑で時間がかかることがあります。

総合的に見ると、有料SSL証明書は高い信頼性と追加の機能を提供しますが、その代わりに一定のコストや手続きの複雑さが伴います。

有料SSLを選ぶ場合は、クレジットカードの入力が必要なサイトを運用する場合はが多く、企業のサイトなどで使われています。

個人ブログでは無料のSSLで問題ありません。

暗号レベルはどれも一緒です。

HostGatorの有料SSLです。

サーバーでSSL設定をする

この項目はHostGatorでSSL化する方法です。

HostGatorのダッシュボードからSSL化したいサイトのセッテイングに進みます。

アドセンスドの項目の下の方にSSL Logsがあるのでそこに進みます。

ドメインにチェックを入れてAUTOSSLを実行します

項目すべてにチェックを入れて大丈夫です。

「Really Simple SSL」プラグイン編

こちらではプラグインでSSL化をしていきます。

Really Simple SSLは自動的に以下の処理を行ってくれています。

• 一般設定の URL を https に変更
• .htaccess にリダイレクト処理を追記
• 自ドメインは JavaScript で書き換え

こちらをインストールします。

有効化して先に進んでください。

「SSL を有効化しました」というグリーンのメッセージが出ていれば OK です。

301転送がPHPになっている場合、htaccess転送に変更してください。

自身のサイトをhttp://----で検索してみてください。自動的にhttps://----になっていると思います。

次は手動の手順をお伝えします。

手動でSSL化する

プラグインを入れるのが嫌な人のために手動でSSL化をしていきます。

すぐにできますよ。

「設定」→「一般設定」→「サイトアドレス・WordPressアドレス」を変更する。

WordPressインストール時にhttps:を選んでいると既に変わっています。

htaccess転送を設定する

現在の状況は、http:でもhttps:でもサイトが表示される状態です。

http:で検索された場合、自動的にhttps:に転送されるように設定します。

「ｃPanel」→「ファイルマネージャー」でpublic htmlを表示する

htaccessを探す。隠しファイルなので、右上の設定で隠しファイルを表示してください。

WebサイトのSSL化により、httpからhttpsにリダイレクトする構文です。

ファイルの一番上に追加すれば大丈夫です。

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]

保存して完了です。お疲れ様です。反映は多少時間がかかります。

自身のサイトをhttp://----で検索してみてください。自動的にhttps://----になっていると思います。

SSLを確認する

HostGatorのダッシュボードよりSSLマネジメントに進む

ドメインがSSLされているか確認できます。

まとめ

今回はHostGatorのサイトをSSL化してみました。

自分のサイトに鍵マークがつくと嬉しいですね。

これでサイトに安心感を持ってもらえると思います。

次はFPTの接続をしていみたいと思います。